タツノコプロ

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2025.02.19

大丸東京店で『ART ART TOKYO タツノコプロ ANIME in Arts ~AnimeからArtへの昇華~』を2/26(水)開催!

大丸東京店 1F イベントスペースにて『ART ART TOKYO タツノコプロ ANIME in Arts ~AnimeからArtへの昇華~』を開催いたします。

場所: 大丸東京店 1F コンコース内
日時: 2/26(水)~3/4(火) 10時~20時

■テーマ
~AnimeからArtへの昇華~
「Japanimation」は、日本アニメ=「Anime」と変化し世界中で愛され一大輸出産業へ成長している。
今回の展示は挑戦である。「Anime in Arts」 Anime から Art への昇華はどのような可能性をもたらすだろうか日本アニメ黎明期作品へのリスペクトを込めた新たな世界をお楽しみください。

■アーティスト一覧
アモーレ★ヒロスケ Amore Hirosuke
【プロフィール】
京都出身、デジタルと手描き、それぞれの良さを追求して作品を制作。
音楽やカルチャー、ファッションに興味あり。1930年代に大流行したリンディーホップというダンスの達人。
●ステートメント
1960年代の格好良さを凝縮したアニメの躍動感を自分なりに再構築した作品になっています。

アレッサンドロ・ビオレッティ Alessandro Bioletti
【プロフィール】
1986/8/21 生まれ イタリア、トリノ出身。
子どもの頃に祖父が持っていた70年代に出版された日本の写真集に衝撃を受けて以来、日本のあらゆる事柄に興味を持つ。
16歳から日本語の勉強を始め、18歳のとき初来日。2015年5月より日本在住。
●ステートメント
タツノコプロの世界的に有名な数の多い作品の中で、個人的に目立ったのは「ムテキング」です。世代的には遠いですが、ローラースケートを履いたディスコのヒーローで非常に印象深かったです!アニメの楽しい雰囲気やカラーリングを表現の中に大切にし主人公の力強い場面も作品全体のインパクトで出せたらと思って制作しました。

井口真吾 Shingo Iguchi
【プロフィール】
1957年広島県生まれ。広島の大学で心理学を学ぶ。1984年漫画「Z CHAN」を発表。
以降、「Z PLAN」と名付けられたキャラクターや仮想世界の可能性を探求するプロジェクトを開始。
「Z CHAN」の世界をテーマに、漫画、絵本、小説、詩、イラスト、絵画、パフォーマンス、音楽など、さまざまな方法で表現し続けてきた。
●ステートメント
”Zちゃん”の世界、仮想世界におじゃましたアクビちゃんとハートをテーマにした作品です。

井上大輔 Daisuke Inoue
【プロフィール】
1989年生まれ。2020年武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業。
北方ルネサンスを技術的標榜としつつ、日本や中央アジア、コーカサスを中心にユーラシアの文化や世界観を混ぜ合わせて自己の表現としている。近年のモチーフとしては、日本において親しまれつつも漠然とした概念である「たぬき」を再解釈し自己と他者の希望的反映である「TANVXI(たぬき)」として表現している。
●ステートメント
彼らは、自と他がなく永遠に生き、苦しまず、探求と寛ぎを求めて彷徨い歩き続けている存在です。

井上裕起 Yuki Inoue
【プロフィール】
現代美術家。国内外での個展・グループ展・アートフェアへの参加など多数。
2002年より一貫して、サラマンダー(山椒魚)をモチーフに作品を制作。
「進化」というコンセプトのもと、歴史や社会問題など様々なテーマを、そのコミカルかつユーモラスな姿とは裏腹に、シニカルな視線で俯瞰的に問いかける。
近年は作品の発表のみにとどまらす、アートグッズを制作するなど活動の場を広げている。
●ステートメント
小学校の頃、夕方遊びから帰って来てTVをつけて、おやつを食べながら観た番組の記憶は、
ほぼほぼタツノコプロのアニメです。思い出深い作品が多く、どれを選ぶか迷いましたが、
そんな中でも好きな作品を描かせて頂きました。

宇山あゆみ Ayumi Uyama
【プロフィール】
東京生まれ。昭和雑貨コレクター・人形作家。
ケンエレファントとのコラボカプセルトイ「昭和ノスタルジック」シリーズのプロデュースを担当。
主な著書に、「少女スタイル手帖」「かわいいレトロ柄コレクション」(河出書房新社)などがある。
●ステートメント
子供時代にリアルタイムで観ていた「タツノコキャラ」。
もし、当時のメーカーが、ソレを作っていたら、という設定で制作しました。

大河原邦男 Kunio Okawara
【プロフィール】
メカニックデザイナー。
1947 年生まれ、東京都出身。稲城市在住。東京造形大学卒業。1972 年株式会社竜の子プロダクション(現在の株式会社タツノコプロ)入社。
『科学忍者隊ガッチャマン』以後はメカデザイン専門となる。1978 年からフリー。
現在はアニメーションの仕事の他、カーデザイン、海外からはフィギュアデザインのオファーを受けるなど、国内外で精力的に活動している。2013 年文化庁メディア芸術祭にて功労賞受賞。
●ステートメント
今回はタツノコキャラクターより「宇宙の騎士テッカマン」を描かせて頂きました。

櫻井万里明 Maria Sakurai
【プロフィール】
1996年生まれ多摩美術大学卒業。
2020年よりアーティストとしての活動をスタートし、現在は作品制作を中心にアパレルブランドとのコラボや個展、壁画制作など活動の場は多岐にわたる。
2021年よりクリエイティブアソシエーションCEKAIに所属。
主なアートワークスに、WEGO、BEAMS、NIKEなど
●ステートメント

1 ≪なかま≫
ハッチは母探しの道中に様々な出会いをします。
ある時は自分と同じように家族を探すものに出会い、ある時はカマキリやクモに襲われた虫とともに戦い、敵と見なされた者達にも一つの尊ぶべき人生があることも知り、旅を続けます。
皆それぞれ違う傷を負いながらも、“誰もが助け合って生きること”“他人を思うこと”で前を向き、明るく生きることを諦めません。時々現実には抗えない状況もありますが、同時に強く生きる事の難しさも教えてくれます。
手を取り合い、まっすぐに前を向く三人を描きました。

2 ≪わるもの≫
みなしごハッチに登場する悪役は、それぞれの生きる環境から心を痛め、悪の方向にいってしまい、優しさを体全てで受け入れられないジレンマや昆虫界での友情と食物連鎖に抗えない本能との矛盾を背負っています。それでも、ハッチの勇気に次第に惹かれていく様子が描かれています。
生きる正しさの基準は一つではないことを教えてくれる彼ら、彼女らを、ただの悪役として描かない物語は、この時代のアニメーション作品としては挑戦的であると思います。
その作品としての逞しさを土台にしながら、優しく明るく描きたいと思いました。

笹川ひろし Hiroshi Sasagawa
【プロフィール】
漫画家、アニメーション作家。
1956 年に上京し、手塚治虫に師事。手塚の専属アシスタントを務め、 1958 年、「探偵学校」でデビュー。原作ものなど漫画を執筆のち東映動画研究室でアニメーションの技法を学び、以後アニメーション・ディレクターとして活躍。この間 1964 年タツノコプロに入社後、人気アニメを多数担当。1980 年独立してフリーとなり有名作品の演出を多数する。20 世紀の日本アニメの生き証人とも称される。
●ステートメント
今回は十八番で、人生の相棒でもある、「おだてブタ」を描きました。

竹井 千佳 Chika Takei
【プロフィール】
栃木県宇都宮出身。会社員を経てフリーのイラストレーターに転身。
書籍や広告、テレビ番組など様々な媒体で活動。過去にTBS「夢なら醒めないで」のスタジオデザインや、2018年9月に引退された安室奈美恵さんの展覧会、「Final Space」で販売された公式グッズのイラストレーションを担当。女性のモチーフを用いて表現するのを主とし、色彩はポップでカラフルだが、様々な感情を描くのを得意とする。最近はアート活動に力を入れ2024年3月には国際フォーラムで開催のアートフェア東京に出展。他にも定期的に個展開催やグループ展なども多数参加。
●ステートメント
「Never give up」
子供の時に良く見ていたアニメ、ヤッターマン。その中でも大好きだったのがドロンジョ様でした。敵なのに見た目だけでなく人間的な魅力に溢れ子供ながらに主役の2人より好きでした。
何回負けても諦めない芯の強さを表現しました。

タケヤマノリヤ Noriya Takeyama
【プロフィール】
東京出身
(株)タカラ・リカちゃん課出身。企画開発マーケティングを担当。89年にソニーCP第一回キャラクターコンテスト優秀賞受賞。その後フリーに。宇宙百貨デビュー。多数の商品化、オジナルキャラクター、企業コラボを手がける。イラストレーター歴、30年。
●ステートメント
【みなしごハッチ】
私が泣いた唯一無二の漫画アニメーションです。最終回、これほど泣いたことはありません。
のちのどんな名作よりも。
ひとりで生きる強さを学びました。ありがとう、みなしごハッチ。ありがとう、タツノコプロ。

ツバキアンナ ANNA Tsubaki
【プロフィール】
2月27日生まれ
1984年、『別冊マーガレット』で少女漫画家デビュー
1998年、フジテレビの音楽番組『FACTORY』をきっかけに一枚画の仕事もスタート
「ニッポン、ROCK、色」をテーマにオリジナルな現代浮世絵を描く一方、
少女漫画から少年漫画、成人漫画連載の経験を積む日本酒と着物と相撲と神社をこよなく愛する文化右翼NO SAKE NO LIFE!
●ステートメント
「タイにしばらく滞在したそのときの高揚と、ドキドキと戸惑い、未知を体験する楽しさ、忘れないようにアクビちゃんに託しました」

ニシモトヒサオ Hisao Nishimoto
現Toyメーカーのデザイナーでもあるペイントアーティスト。
パンクロックの精神を根幹にローブローアート、ファインアートから影響を受けた独自の攻撃・挑発的かつ希望の光を宿す表現を得意とする。
サイケデリック色彩とメカトロニック/グロテスク要素の多用は現代を生きる人達へ「魂の自由と解放」をART作品で力強く称えるメッセージでもある。
●ステートメント
数あるタツノコキャラより、最も愛着のある作品「ヤッターマン」をテーマに。
1:「ヤッターマンM」
機械のみの世界線のヤッターマンは、ヤッターメカを使用せず、自らの身体を武器に戦うのだ。
2:「Defeat」
機械のみの世界線のドロンボーはドロンボーメカを使用せず、自らの身体を武器に戦うのだが・・・。
3:「Weponization」
部下の巨大化で敗戦したドロンジョMは、今度は部下武器化してヤッターマンに挑む。
4:「ヤッターワン」
主役ロボなのにあんなに戦わない。それなのにあんなにかっこいい。
彼(?)のかっこよさとは。

ヌトグラン Nutoguran
【プロフィール】
テキスト:イラストレーター。
「なんだこれ!でもかわいい」と抱きしめたくなるような、ふしぎな生き物たちのイラストやマンガなどを制作しています。
●ステートメント
1  《チャラ・ラ・モード》
チャララのとびきりキュートでメタルなスイーツを召し上がれ!
3 《マッハモフモフモフ》
もふもふモコモコふわふわ素材のぬいぐるみ。やわらかなマッハ号の肌触りは格別です。

濱口健 Ken Hamaguchi
【プロフィール】
1997年多摩美術大学の日本画卒。主にイラスト仕事で身を立てながら、2008年に高橋コレクション神楽坂で美術作家として個展デビュー。
以来、イラスト~美術のボーダーライン…というか、立ち位置のよく分からないエリアにてなんとか生き延びようと活動中の絵描き。
近年は元々中心だった写実表現以外のことにも展開中。
●ステートメント
タイトル :悪女の作り方 #1 , 悪女の作り方 #2
モチーフ :マージョ(タイムボカン)、ドロンジョ(ヤッターマン)
タイトル :悪女の作り方 #2
簡単な解説:「姐 さ ん 出 番 で す 。よ ろ し く お 願 い し ま す!」

はりたつお Tatsuo Hari
【プロフィール】
絵本作家・イラストレーター。
広告会社、観光開発会社のデザイン室勤務の後、他界した兄が残した詩をテーマに版画制作を開始。Benesse Worldwide Kids English キャラクター絵本 作画 現在迄に同シリーズ絵本を多数手掛ける。 2008 年から現在迄 Benesse こどもちゃれんじ ぷち よみかたり絵本 こどもちゃれんじぽけっと English にて「しまじろう」をはじめとする キャラクター絵本の作画及び、オリジナルキャラクターをデザイン、しまじろう英語コンサート絵本、DVD アニメ原画制作などを手掛ける。
●ステートメント
何度か手掛けている人気テーマ「ハッチ」をテーマに油彩で世界観を描いてみました。

ブライアン佐藤 (佐藤ブライアン勝彦)  Sato “Brian” Katsuhiko
【プロフィール】
アートフェアをはじめ、国内外にて個展、グループ展多数。
受賞歴:イラストレーション誌、ザ・チョイスにて横尾忠則、湯村輝彦、木継則幸選にて入選。
●ステートメント
褐色女性と愛らしい動物やコミック・キャラクターと組み合わせた作品の延長線でタツノコの世界観を表現してみました。

メグ MEG
【プロフィール】
1992年、神奈川県横浜市生まれ
2022年から本格的にアーティスト活動を開始。人が自分の感情をコントロールする背景には、人が社会を生き抜くために持つ強さや、他を思いやるための優しさなど、人の生きる〈美しさ〉があると考えている。それを表現するため、人とは反対に本心のまま素直に生きる動物のシルエットに、
作った笑顔をのせることで、人が見せる感情=表層と、見せない感情=深層の乖離を映し鏡のように動物を通して描く。
●ステートメント
ハッチをMEG作品のうちの一つ、Mixed Emotionsシリーズと同様の作風で描くことで、大自然の中で力強く生きる美しい姿、ハッチの複雑な心の中の感情を表現しました。
※心の中の感情が複雑に絡み合う様を表現したシリーズ自作の絞り袋を使い、絵の具を絞り出しながら制作している。

モギシンゴ Shingo Mogi
【プロフィール】
アニメーション制作会社タツノコプロ/クリエイティブディレクター。
東京・渋谷・原宿生まれ。 街の成長と流行りを日々肌に感じながら育ったセンスを生かし 20代半ばよりフリーのイラストレーターを始める。
履歴書に入りきらないほどデザイン制作会社や大手メーカーを経験しつつ、現在は総合プロデューサーを担当。「楽しいを形にする」をモットーにエンターテイメント業界のクリエイティブ面で活動中。
●ステートメント
主役より今回はサブキャラを中心に「楽しいを形にする」の延長線でART表現してみました。

モニョチタポミチ Monyochita Pomichi
【プロフィール】
お絵描きのプロフェッショナル。 クールで気まま、ちょっとだけゴキゲンな女の子の絵を描く。
企業イラストや、その他、個展やPOPUPイベントなど精力的に活動中。 絵本やソフビ・フィギュア等もリリースしている。
●ステートメント
1 《ぷんぷんマージョぷんぷんぎょうざちゃん》
セクシーで大人な雰囲気のマージョを、キリッとかわいらしく描いてみました。
ぎょうざちゃんもぷんぷんポーズで立ち向かいます。お気に入りポイントは、マージョの髪の流れです!
2 《タツノコ・ガール》
タツノコプロのロゴマークがあしらわれたアイテムを持った女の子を描きました。
ロゴマークとわたしが描くまるいフォルムの女の子の相性がなかなかよく、意外とすんなり馴染んだ気がします!

ヨーキー Yokey (Yoko Nagai)
【プロフィール】
誰しもが持つアンバランスな個性を躍動感あふれる造形美で表現する陶芸家。ふくよかな女 神像や動植物をモチーフに作品を制作。
概念にとらわれない自由で丸みのあるフォルムには、 遊び心と愛情が落とし込まれている。 WISH LESS gallery のオーナー。
北区・田端の WISH LESS gallery のオーナーでもある。
●ステートメント
土を練り、積み上げ、カタチを作り上げる行為は、生命の再生といった秘密の儀式に通じる ものがあり、土に命を吹き込む感覚で日々制作しています。
出来上がった立体作品は、土偶 のような愛らしさを持つ反面、揺るぎない強さを象徴する現代の女神にも喩えられ、常に私 たちを見守ってくれます。
強さと優しさに満ち、見ているだけで癒され、拝みたくなる風貌。 これこそが私の求める作品の原点です。 女神像の顔には、目もしくは口のような穴があり、
見る角度によっては悲しげであったり、 反対に笑っている様にも見えます。これは人間の内面にある陰と陽が複雑に絡み合う様を表 現しています。
人間の叡智を超え、自然に委ねられた土から誕生する新たな息吹をぜひ会場で楽しんでいた だけたら幸いです。

ロブ・キドニー Rob Kidney
【プロフィール】
英国出身のアーティスト/イラストレーター。ブライトン大学イラストレーション科卒業。現在は東京を拠点に活動。鮮やかな色と力強い手描きのラインを駆使したユニークなキャラクターアートを得意とし、音楽、ファッション、インテリア雑貨など様々な分野にイラストを提供。
2012 年より、東京・田端にあるギャラリーWISH LESS のオーナーとして、国内外の作家 の展覧会キュレーションも行う。
●ステートメント
ロブキドニーの描くキャラクターは、どれも虚な表情をしているもの、目をギラギラと輝か せているものなど、喜びや悲しみ、
驚きやとまどいなどが交じった人々の自然な感情を代弁 するようにも捉えられ、まさに私たちが生きる千差万別な世界を表しています。
ロブが絶え間なくユニークなキャラクターを生み出す背景には、幼少期に憧れていたヒーロ ーフィギュアや好きなミュージシャンのレコードカバーアート、
そして日本で見かける変な ロゴデザインやサブキャラなどが存在しています。また音楽も制作の上で大きく関係し、目 にした膨大なイメージをインプットし、
大好きな音楽のリズムに合わせて脳内で新たな生き物としてリミックスしていくのです。