2017年10月19日に創業55周年を迎えたタツノコプロ。2016年10月から本日までを「タツノコ55イヤー」とし、社員一丸となりさまざまな施策に取り組ませていただきました。
そして今、60周年、100周年に向けて新たな一歩を踏み出そうとしております。
過去、タツノコプロは長い歴史の中で様々な映像革新にチャレンジしてきました。その創業以来のスピリッツを持ち続け、皆さまに愛されるコンテンツを生み出し『世界中のこどもたちに夢を』お贈りすべく、今後も邁進して参ります。
最後に、この55周年のフィナーレを飾る記念動画を弊社スタッフが作成いたしました。これまでのタツノコプロの足跡と、これからの会社をつくっていく新しい世代の息吹を感じていただけると嬉しく思います。
2018年10月18日
株式会社タツノコプロ
現在、タツノコプロではデジタル作画を導入しており、デジタルならではのルック表現を模索したいと打診したところ、タツノコプロ創立55周年記念PVとして実験的なショートアニメーションを自主制作する機会をいただきました。
通常アニメ制作では分業化が確立しているため、撮影以外で視覚的な新しい試みをすることがなかなか難しいのですが、今回はショートであることと、キャラクターデザインや仕上げ、イメージボードの段階から逆算することで、未だ稚拙ではありますが新たなルックチャレンジを散りばめました。
ソフトはTVPaint(デジタル作画)/Photoshop(デジタル作画・背景)/After Effects(撮影・2Dコンポジット)/Premiere(編集・グレーディング)/Lightwave(3D)/等を使用しています。
まだまだ色々な可能性があると思っていますので、今後とも様々な表現に挑戦していきたいです。
ご助力いただいた方々、本当にありがとうございました!
わっち
イラストレーター、3Dアニメーション制作会社YAMATOWORKSを経て、2Dアニメーションへ転向。タツノコプロ在籍。
演出/デザイン/3D/作画/美術/色彩/撮影編集など、ポジションに拘らず活動中。
近年ではニンジャバットマンのエフェクト作画や、日清カップヌードルハイジ篇ラストカットの作画ルックデブなどを担当。
また、ミュージックビデオやゲームOP(いずれも未発表)、タツノコプロ55th記念PVの監督を務める。
アートアニメを商業化する、新しいアニメの市場を作る、触れるアニメを作るのが目標。