タツノコプロ

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代表取締役社長

伊藤 響

2022年に代表取締役社長へ就任した伊藤社長。
タツノコプロが最も大切にしていることと、未来の展望を聞きました。

「当社の門を叩いてくれた方へ」

タツノコプロは、数あるアニメ制作会社の中でも60年以上続く歴史ある会社です。その歴史の中で生み出された多くのIPや、タツノコプロを支えてこられた方々のエネルギー、創始者の吉田竜夫さんが掲げたメッセージ「世界の子供たちに夢を」を、きちんと引き継いでいこうと考えています。…とはいえ、60年前とは時代が変わり、世界の子供たちだけではなく、大人たちもアニメーションに触れる機会が多くなりました。世代を超えて世界の人たちに夢や喜び、感動を届けられる会社になりたいと思っています。一緒に「世界へ発信できる仲間」をお待ちしています。

代表取締役社長 伊藤 響

伊藤社長がタツノコプロ(会社)で最も大切にしていることは?

「挑戦をすること」

近い未来だけではなく、10年後・20年後の未来に向かって今できることをする。新しいことに挑戦する。ということを考えています。あとは、どんなことでも「同じ苦労をするなら楽しんでやりたい」。皆さんにも、仕事もプライベートも、楽しんだ生活を送ってほしいな、という思いがあります。

伊藤社長が新設された部署「企画開発室」の意図と展望をお聞かせください。

誰かが「これやりたい!」と企画立案をした時、その企画を全力でサポートするセクションがあったらいいな、という願望から作った部署です。実を言うと「挑戦部」と名付けてもいいくらいです。アニメだけではなく様々な形のコンテンツを発信して、新しいタツノコプロを創るきっかけになればいいなと思っています。

代表取締役社長 伊藤 響

今後タツノコプロが目指す未来とは?

タツノコプロの“三本柱”である3つのセクション「制作」「営業」「管理」が、お互いに支え合う関係でありたいと考えています。

1つ目の「制作」。

タツノコプロは、様々なジャンルのオリジナル作品から、漫画や小説を原作とした作品など、幅広いジャンルのアニメーションを制作してきました。今後も一つに絞らず、また過去の作品にこだわりすぎず、かつ大切にしつつ…新しいアニメーションに挑戦していきたいと考えています。アニメを観てくださっている方々に、アニメを通じて感動や喜びを感じてほしいという思いがあります。一つの方向性にとどまらず、より広い視野で、アニメーションをはじめとする様々なコンテンツを作り続けていきたいと考えています。

2つ目の「営業」。

「営業」は、様々な企業様とタツノコプロが創り出した(または関わっている)IPを商品やイベントといった「形」にすることで視聴者や消費者の方々にお届けする重要な役割を担っています。
そのため、アニメーションに対して「制作」と同じような志や夢、情熱をもって働ける場所だと考えています。

3つ目の「管理」

「管理」は、経理・人事・法務・総務など“会社の運営を支える部門”で、会社にとっては必要不可欠な存在です。「管理」の人たちも「制作」や「営業」の人たちと同じように、タツノコプロが世の中に発信するアニメ作品を支える一員です。

「制作」が作品の企画・制作を行うことで、「営業」は作品の販売や宣伝を行うことで、「管理」は会社の運営を支えることで、タツノコプロはアニメ作品を世の中に発信することができます。タツノコプロは、この「三本柱」を大切にしながら、これからもアニメ作品の制作・発信を続けていきたいと考えています。

タツノコプロが長年にわたって生み出してきた「IP」に頼りすぎるのではなく、誇りを持ちながら新しいモノへのチャレンジも積極的に行うことが重要だと考えています。かつてのタツノコプロのレジェンドたちが頭を悩ませながらも作品やキャラクターを作り出した時と同じように、いまを生きるタツノコプロのスタッフたちが頭を悩ませながら、また苦労しながら新しく生み出していくチャレンジ精神を、会社で手助けしたいし、会社全体で取り組んでいきたいと思っています。

夢や志・情熱をもってチャレンジする方をお待ちしております。

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