タツノコプロ

社員インタビュー

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スタッフインタビュー
大松さん×安部さん×徳元さん

2020年にクリエイターとして入社した安部さんと徳元さん。現在は原画と新人の研修を担当している二人が振り返る、タツノコプロでの6年間についてお話を聞きました。

Question | 01

―― 動画から二原、そしてレイアウト
    アニメーターとして階段を上っていった6年間

Answer | 01

徳元:
6年も経った気がしないんですけれど、現在の仕事内容を考えると、だいぶ成長したと思います。

安部:
原画も経験して、今は新人の子たちに教えたりする立場にもなりました。短いようで長い。あっという間です。

大松:
6年間でお二人のスキルは相当変わったんじゃないかと思いますが、いかがですか?

安部:
そうですね。やっぱり最初はできないことが多かったです。理想と現実、じゃないですけど。最近は少しずつそういうところも乗り越えて、カットを上手く描けたときの達成感もあって、楽しく仕事ができています。

大松:
乗り越えてきた中で、一番大きかった壁とかありますか?

徳元:
動画から二原作業に移ったとき、レイアウトを描いた原画さんの「何が描きたい」とか、スキル以外の「気持ち」を汲み取って考えること―― 動画からの脳の切り替えみたいなことは少し大変でした。

大松:
壁にぶつかったときはどうやって気持ちを切り替えるんですか?

安部:
コミュニケーションが取りやすい環境なので、同期の子と話したり、周りの人の仕事を見せてもらったりして、そういう風なやり方もあるんだなって、ヒントを貰ったりしています。

徳元:
私は、「長く悩み過ぎて立ち止まらないようにしないと」という思いが強いので、納得できないこともあるけど、とりあえず目の前の仕事をやり切っちゃいます。後で反省して次生かそう、というマインドで。

大松:
今はおふたりともレイアウト作業をされていますよね。パースやライティングの概念が入って来たり、動画・二原の頃よりもさらに考えることが増えていると思いますが、初めてレイアウトをやったときはどんなことが大変でしたか?

安部:
始めた頃はパースの概念が全然捉えられてなくて。自分で考えつつどういう収まりにするかとか、演出の意図を考えたりする……その考え方すら分からなくて、かなり苦労しました。

徳元:
最初はパースに合わせるので精いっぱいでした。建物がこれくらいだからキャラがこれくらいで……と、ガチガチに計算して描いて。まあできないから仕方ないんですけど(笑)。最近はようやくちょっと、フレームを意識してこう配置したらイイ感じに見えるかな?っていうのがわかってきて、難しさもありながら楽しんでいます。

Question | 02

―― タツノコプロ/BAKKEN RECORDで携わった作品たち

Answer | 02

大松:
参加した作品で、これは会心の出来だった!というカットを教えてください。

安部:
『もういっぽん!』の12話、早苗の回想シーンです。早苗が未知を見て、私も柔道部に入りたいって思えるような、明るくてかわいい感じの未知の芝居が描けたかなって思います。

大松:
僕にとっても非常に印象深いカットで、V編で見たときに、誰が描いたの?って話数担当に聞いたら「安部さんが描きました」って。すごくびっくりしたんですよね。当時はまだまだキャリアもスタートしたばかりでしたが、早苗の主観的なカットがすごく印象的でした。徳元さんはいかがですか?

徳元:
『Turkey!』11話の希の投球カットです。特に手元のアップのカットは、キャラクター的に球を曲げるのが上手いというか、そういう選手なのかなって思ったので、「今かけたぞ」、「なんかカーブをかけるために何かしたぞ」っていうのが、分かりやすく見えるようにするにはどうしたらいいのか悩みました。参考資料や、ボウリングのプロの手元の動画を自分で探して見たりして、頑張って描きました。出来上がりも、結構わかる形になっていてよかったです。

大松:
11話はメインキャラの投球シーンそれぞれが素晴らしいですが、特に希のところはは美術と撮影も相まって、とても素敵なシーンになっていました。『Turkey!』ではボウリングが題材で、嘘の付けないアニメーションが多かったと思うのですが、やっぱりそういうところでの苦労はありましたか?

安部:
作品に参加するにあたって、投げ方、構え方、ルールなど含めて一からいろいろ勉強しました。キャラによって右利き左利き、個性、性格も違うので、そういった部分は大変でした。

大松:
制作が始まる前には、クリエイターのみなさんと一緒にプロボウラーの方々にも協力してもらって取材に行きましたね。

徳元:
毬で投げるバージョンも実演していただきました。重さも速さも違ったので、とても参考になりました。

大松:
徳元さんは3話の毬で投げるシーン、担当してましたもんね。実物の毬の感じが出ていました。

Question | 03

―― クリエイタールームの空気感について

Answer | 03

徳元:
コミュニケーションが取りやすいです。人間関係はかなりいいんじゃないかと思います。

安部:
上下関係とかもフラットというか、相談しやすい雰囲気です。

徳元:
お菓子を持って行きがてら、「今なにやってるんですか?」みたいな(笑)。気軽な間柄です。「この設定が……」「こういうのが大変で……」とか、そういう情報の共有がすごくありがたいです。

大松:
タイトルが佳境の時は、クリエイタールームのチーム感に助けてもらいました。今ではおふたりには後進の指導も担当していただいてますが、その辺はいかがでしょう?

徳元:
教えるにあたって、基礎的な動きや走りの復習はしました。教える側も理解して教えないといけないので、正しいものを勉強しなおさなきゃ、っていう瞬間は結構ありますね。

安部:
正解からはちょっと外れてるけど、カッコイイからOKみたいなこともあったりして、この辺の判別も難しいです。一人一人の考え方とか、個性を守ってあげたほうがいいのかなとかも考えたり、こういうやり方もあるよって教えたり。教える立場も奥深くて、試行錯誤しています。

大松:
働く環境としてはどんなイメージを持たれていますか?

徳元:
別のアニメーション会社に入った同級生の話とかを訊くと、かなりタツノコプロは優しいというか、親切にしてもらっている気がします。

安部:
テレワークとかも割と自由に選ばせてくれたり、働き方の面でも柔軟に対応してもらっているイメージです。家で作業していても、会社にいるときと変わらずみんなコミュニケーションを取ってくれますし。

大松:
武田さんや満田さん、先輩たちの指導についてはいかがですか?

安部:
師匠のような存在です。作業につまずいても、聞こうってすぐに思える。聞きやすい空気感を作ってくれているので、作業以外の部分で変につまずかないというか。悩み過ぎない環境にしてくださってます。

大松:
あのおふたりの空気感があるからこそ、今の徳元さん安部さんのように、オープンマインドなクリエイターが育っていってる部分があるのかなと思います。本当にありがたい。

Question | 04

―― クリエイターとしての、将来のビジョン

Answer | 04

大松:
お二人が、今後どんな道に進んでいきたいのかお聞きしたいです。

安部:
キャラクターやプロップのデザインとか、そういう方向に行きたいと考えてます。

徳元:
描くことに触れられるなら、なんでもやってみたいです。作監とかも。演出にも興味はあるんですけど、今は描くことに集中して色々勉強したい。同期にも演出をやってる人がいますけど、画面作りって楽しそうだなあ、と横から見ています。

大松:
クリエイタールームの先輩たちは作監、キャラデ、動検など幅広く活躍されています。いろんなパターンがあるので、お二人が興味のある方面にアピールすれば、誰かが必ずキャッチして手助けさせてもらいます。ぜひ、新しい挑戦をしていってください。

Message

―― タツノコプロを受けたいと思っている方にメッセージ

大松:
最後に、アニメーターになりたい、あとはタツノコプロに入りたいと思っている若い人たちに向けてメッセージを頂ければと思います。

安部:
いろんなことに挑戦させてくれる会社だと思うので、ぜひ扉を叩いてほしいです。

徳元:
アニメーターって、ほんの何秒かの画面を作る仕事ですけど、完成を見たときに嬉しいと思える人にとっては、本当に楽しい仕事です。一緒に、楽しいお仕事をしましょう。

大松:
タツノコプロのクリエイタールームは、すごく情熱的で、才能ある人たちが集まっているところです。これから更にチームとして成長していきたいと思いますので、興味ある方はぜひトライしてください。